2009年12月10日木曜日

マザーアース(母なる地球)


条約の下の作業部会(LCA)では、主要な議論ごとに分かれた会議が続いており、ここにはNGOは入れないため、情報収集が困難になっています。各国政府や機関が開催している記者会見やサイドイベントは重要な情報収集源です。

昨日は、ボリビア政府のサイドイベントに参加しました。ボリビア政府は、途上国の中でも特に環境NGOに近い主張をする国の一つで、先進国に気候債務の返済を求めています。*気候債務に関してはFoEのポジションのページを参照ください:http://www.foejapan.org/climate/doc/COP15_message.html

サイドイベントの内容は、交渉に関する議論というよりも、ボリビア政府の主張の根本にある基本的な考え方の紹介でした。
以下、ボリビア大使は12月10日の国際人権デーを祝い、さらに今私たちにはマザーアース・デーが必要であると提案しながら以下のように述べました。

「人間に人権が保障されなければならないのと同じように、動物や植物を含む自然にも生きていく権利があるはずです。今、まさに母なる地球の権利を守るマザーアース・ムーブメントが必要なのです!」

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